キューピーのマヨネーズについて色々と学べる見学施設「マヨテラス」に行ってきました。場所は東京の調布市、最寄り駅は京王線の仙川駅です。

仙川駅から歩くこと10分足らず。見慣れたキューピーちゃんのマークを掲げた大きな建物が見えてきます。ここがキューピーの「仙川キューポート」です。キューピーが工場跡地に開設した研究開発とオフィスの複合施設だそうです。この一角に見学施設「マヨテラス」があります。
「キューピー」は英語表記では「kewpie」なんですね。初めて見たかも。子供の頃からお世話になっている身近な存在のキューピーも、英語表記になるとちょっと違和感がありますね。

キューポート内に入ると、まずはキューピーのオリジナルショップ「キューピーショップ」に向かいました。

キューピーショップにはキューピーのオリジナルグッズがいっぱいあります。ハロウィンが近いこともあり、店内はハロウィン仕様になっていました。ハロウィンの恰好をしたキューピーちゃんがカワイイです。

キューピーちゃんのサブレもありました。マヨネーズでたくさん卵を使うキューピーだけに、卵にこだわったサブレだそうです。お土産にちょうど良さそうですね。

「キューピー3分クッキング」のスタジオのジオラマもありました。

キューピーショップを出て、続いて「マヨテラス」に向かいます。

マヨテラスの中もハロウィン仕様です。

マヨテラスのホールのイスは玉ねぎ、アボカド、トマトなどになっています。その奥には何やら巨大なマヨネーズのフタのようなものが。。

大き過ぎて近くからだと少し分かりづらいけど、建物の外から見ると大きなマヨネーズのボトルになっています。

見学ツアーでは、まずはキューピーギャラリーを紹介してくれます。

キューピーギャラリーのランプはさりげなくマヨネーズの形になっています。色もマヨネーズっぽいですね。

まずはマヨネーズの歴史について学びます。

キューピーのマヨネーズは最初はこのビンに入れて売られていたそうです。キューピーちゃんのイラストは発売当初から使われていたんですね。

今でこそマヨネーズは誰もが知る調味料になったものの、発売当初は馴染みがなかったため、食事にマヨネーズを使っているイラスト広告などでマヨネーズを広めていったそうです。

マヨネーズを使った料理の食品サンプルもあります。あらためて考えてみると、今やマヨネーズは食事に欠かせない調味料になっていますね。

キューピーギャラリーの見学の後は、マヨネーズの製造過程などについて学びます。

普段はツアーの最後はマヨネーズの試食なのだそうですが、自分達が参加した回はマヨネーズを使った料理の料理教室がありました。キューピーのグループ会社「デリア食品」の方がデモンストレーションをしてくれます。ちなみに料理教室がある回は参加費が二人一組で1,000円必要です。

今回のメニューは「ポテトサラダオムレツ」、「ポテサラハムチーズトースト」、「ポテサラスープ」の3品です。家でポテトサラダを作ったとき、あまったポテトを他の料理にリメイクしようというのが今回のコンセプトのようです。

材料は全て下ごしらえされていて、混ぜたり、のせたり、焼くだけなので楽チンです。準備していただいたスタッフの方々、ありがとうございます。

「ポテトサラダオムレツ」は卵、牛乳、ポテトサラダを混ぜて、フライパンで強火で焼きながら箸でかき混ぜます。8割ほど固まったところで、チーズやベーコンやトマトをトッピングして、フタをして弱火で蒸し焼きします。チーズが溶けたら出来上がりです。

「ポテサラハムチーズトースト」は、イングリッシュマフィンにマヨネーズを塗って、ハム、ポテトサラダ、チーズをのせて、オーブンで焼きます。

オムレツはフワフワでした。牛乳を入れるのがコツだそうです。普段はつけ合わせとして出されるポテトサラダも、ひと手間加えると立派なメインになりますね。どれも美味しくいただきました。ご馳走様でした。

最後にお土産をいただいてツアーは終了です。全部で1時間半ほどの見学ツアーでした。